ケールの栄養価と青汁の効果

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ケール
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ケールの栄養ケールの栄養
ケールの栄養ケールのカロリー
ケールについてイラスト青汁
ケールは菜の花の仲間。花言葉は「愛を包む」ケールの花言葉
ケールは菜の花の仲間。花言葉は「愛を包む」ケールの生産地
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そこへ行くまでの道のりがすべて今日のいい言葉
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「青菜の母」

ケールの栄養


カルシウムが牛乳の2倍
このケール、なんとカルシウムが牛乳の2倍!


ビタミンはA、K、B、C、Eが、どれも豊富に含まれている
そしてビタミンはA、K、B、C、Eが、どれも豊富に含まれている。
老化防止、美肌、骨の強化など、オトナに嬉しい効果ばかりだ。

ついでにカルシウムはイライラも解消してくれるので、
心がすさんでしまいがちな時期も支えになってくれる。

ルテインとカリウムが多い
さらにはルテインとカリウムが多いのも特徴だ。
ルテインは眼精疲労の元となる活性酸素を抑制したり、 ブルーライト光から受ける刺激に対して、目を守ってくれる。

カリウムは体内の余分な塩分を排出してくれるので、 高血圧予防やむくみの解消に効果がある。

ケールの栄養一覧

栄養 イメージ 効果
βカロテン βカロテン 体内でビタミンAに変換される。
髪や肌、粘膜を丈夫にする。
体の免疫力を高める。
ビタミンB2 ビタミンB2 肌、粘膜を丈夫にする。
ビタミンB6 ビタミンB6 筋肉や血液の材料になる。
皮膚や粘膜を健康に保つ。
ビタミンC ビタミンC 疲れをとってくれたり、風邪の予防になる。
肌を綺麗にする。
ビタミンE ビタミンE 抗酸化作用で体を若く保つ。
ビタミンK ビタミンK 骨や血管の材料になる。
カルシウム カルシウム 骨や歯の材料になる。
カリウム カリウム 余分な塩分を体外に出す。
ルテイン ルテイン 活性酸素を抑制したり、目を守ってくれる
マグネシウム マグネシウム 血をサラサラにする。
リン リン 骨や歯の材料になる。
筋肉や脳の栄養になる。
食物繊維 食物繊維 便秘の改善に役立つ。
ケールは、バランスよく豊富なビタミン・ミネラルが含まれている。

ケールのカロリー


ケールは100gで28kcal。
葉っぱ1枚でちょうど100gくらいだ。(大きい葉っぱだと120~130g)。

茎まで全て食べられるので、 大まかにカロリー計算するときは、 1枚30kcalで考えておくといいだろう。

青汁

そんな素敵な相棒ケールだが、どこで売ってるんだよ!忙しい時期に手に入らんわ!
と思う人も多いのではないだろうか。

しかしそんな事はない。 実はどこのコンビニにも大抵は置いてある。

そう青汁に姿を変えて・・・。

というワケで、無性に疲れたらコンビニでパックの青汁。
もっと疲れたらデパ地下のお惣菜コーナーには ケールのサラダが良く置いてある。

上手に摂り入れて、年末の繁忙期を乗り越えたいものだ。

ケールの花言葉


ケールは菜の花の仲間。花言葉は「愛を包む」

ケールはアブラナ科アブラナ属。
アブラナとは菜の花の別名だ。 ケールは菜の花の仲間なのだ。

そして同じアブラナ科には、 キャベツ、ブロッコリー、そして小松菜がいる。 身近な野菜たちの仲間だと分かると、 驚きと親近感がわいてくる。

しかも実はそもそもケールが、これらの野菜の先祖なのだ。

名前を頻繁に目にするようになったのは ほんの数年~十数年前な印象があり、 ニューフェイスのオシャレ野菜なイメージを持っていたが、 実際には長老ともいえる存在だったのだ。

そんなケールには青菜の女王という通り名も付いている。

そしてケールもやっぱり、菜の花そっくりの花を咲かせる。 鮮やかな濃い黄色の、小さな花だ。

花言葉は「愛を包む」。
アブラナ科の野菜すべての母ということもあって、 そんな花言葉が付いたのかもしれない。

ケールの生産地


原産地は地中海沿岸で、生産量世界一は中国。
中国で主に作られているのはチャイニーズケール(カイラン)。

他にもケールには様々な種類が存在していて、 キャベツとの境界線があいまいなため、 生産量の計測はキャベツと一括(ひとくく)りにされている。

ケールは結球しない(球体にならない)キャベツの仲間の一種。 そういう分類をされているのだ。

日本では茨城県、岡山県、福岡県、鹿児島県、それに宮崎県などで多く作られている。
地中海原産なだけあって、どちらかというと南寄りの気候で良く育つ。

種を蒔けるのは春の半ばから秋の半ば、 つまり寒い時期以外はいつでも種を蒔けて、 蒔いてから3ヶ月前後で収穫できるため、 日本でもほぼ一年中収穫できる。

ケールの歴史


ケールの歴史

青菜の女王だけあって、その歴史は紀元前までさかのぼる。
今より2000年以上前から、ギリシャで栽培されていたのだ。

ケールト人という人々が初めに栽培していたことが、 ケールという名の語源になったとされている。

日本にきたのはなんと江戸時代。 鎖国の時期にオランダ人が長崎に持ってきたそうだ。

1709年に出版された「大和本草」という本に 「オランダナ」「サンネンナ」という名前で載っている。

しかし食用としては全然広まらず、 鑑賞用の花として存在し続けたのだ。

食用として見直されたのは第二次世界大戦の後、 そしてケールがメジャーになったのは、 1990年10月に開始された、キューサイの青汁のCMからだ。

「まずい、もう一杯」

1980年代生まれまでの人なら、 そのフレーズを覚えている人も少なくないだろう。

ここでマズいが健康にいい青汁の材料…。 そんなイメージが先行したケールだが、 2020年の今ではスーパーの野菜売り場で見かける機会も増えてきた。

ディーン&デルーカやCITYSHOPなど、 洋風のサラダを扱うデリカテッセンが全国に増えてきたことから、 最近はおいしい健康野菜としてのイメージも広まりつつある。

もう10年も経つ頃には、ケールは完全に メジャー野菜の仲間入りを果たしているかもしれない。

今日のいい言葉


他人がどうであろうと自分さえ、ちゃんとしていればいい。 するだけのことをすればいい。

武者小路実篤武者小路実篤

4コマ漫画


4コマ漫画「青菜の母」

※このページの記事を読むとマンガはより楽しめます。

つづく

間違い探しクイズ


きのうのマンガの間違い探しクイズ 4コマ漫画「ケンカ」より

2つのイラストには、ちがうところが7つある!

毎日やれば、集中力と記憶力の向上が期待できる!
昨日の4コマ漫画のイラストの間違いを探そう!
7つ全部みつけられるかな?