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梅干し
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塩漬けか調味料


梅干し
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梅干しとは


遠足(えんそく)のおにぎり
旅館(りょかん)朝食(ちょうしょく)
日の丸弁当

梅干し

実生活(じっせいかつ)でもフィクションでも、
梅干しを知らずに生きてきた
という人は少ないのではないだろうか

そして同時に聞いている(はず)だ。
梅干し健康(けんこう)に良い!と。

梅干し

筆者もおぼろげに聞いてきた。

クエン(さん)で疲れがとれる。
お弁当がくさらない。
風邪菌(かぜきん)を殺してくれる。

そんな感じの内容だ。

何がそんなに()くのだろうか。


梅干しの詳細


バラ科サクラ属の植物だ。

梅の方が少し早い時期に咲くが、
梅は桜の仲間なのである。

代表的な花言葉は高潔。
他にも白い梅は気品、赤い梅は優美など、
色別の花言葉も存在するが、
どれも高貴で美しいイメージの言葉で、
梅の花の姿そのものが表現されている。

原産国は中国で、飛鳥時代に日本に伝えられた。

日本の気候にもよく合ったようで、
その頃から冬の終わりを告げる頃に花を咲かせ、
万葉集でも多くの歌が詠まれてきた。

万葉集で詠まれた花の中では、
萩に次いで2位に入る人気ぶりということで、
梅がいかに愛されていたかが分かるだろう。

しかし最も有名な梅の和歌といえば、
拾遺和歌集に載っている菅原道真の歌ではないだろうか。

東風吹かば にほひおこせよ 梅の花
あるじなしとて 春な忘れそ

福岡の太宰府への左遷が決まった菅原道真が、
都の家に植えられていた梅の木への思いを詠んだ歌だ。

しかも左遷の原因は、ライバルから口封じとして
濡れ衣を着せられただけだったという。

毎年楽しみに眺めていた梅の木を残して、
ニ度と見る事のできぬ土地へ行くのは、
とても辛く悔しい気持ちだったのだろう。

そしてその左遷の地である太宰府では、
菅原道真のお墓の場所に神社が建てられている。

学業成就で知られる太宰府天満宮だ。

彼は死後に無実が証明されて、
神として崇め奉られるようになったのだ。
学問と雷の神、天神様の誕生である。

いまも太宰府では、
菅原道真が食べたという梅ヶ枝餅が、
名物として人気を博している。
(ただしこれには梅は入っていない)

というわけで、話を梅の歴史に戻すと、
梅が伝わってきた当初は梅干しの文化はなく、
生の果実をそのまま食べるか、
青梅を乾燥させたり燻製にして食べていたそうだ。

梅の実は完熟するとオレンジ色になって、
生でも美味しく食べられるのだ。

梅干しとして食べる用になったのは、
それから200年以上経った平安時代から。

初めて書物に梅干しが登場したのは、
日本で一番古い医学書である「医心方」だ。

984年に丹波康頼さんによって書かれたこの本に、
梅干しは吐き気止め、熱冷まし、
それに整腸効果などのある薬として記録されている。

戦国時代には携帯食として重宝され、
庶民の生活に浸透したのは江戸時代になってからだ。

梅本体との付き合いは1500年近くなるが、
梅干しが生活に密着し始めてからは400年ほどなのだ。


梅干しの活用法


梅干しは特に夏に活躍する。

お弁当に入れておけば、
ゴハンが傷みにくくなるのだ。

ついでにシソの葉も入れておけば完璧だ。

夏バテで食欲がないときも、
梅干しのすっぱさで胃腸が刺激されて、
食欲も出てくることだろう。

種が面倒だなという人は
無添加のねり梅を利用しよう。

量も調整しやすく、とても便利だ。


梅干しの栄養


(梅干しに含まれている主な栄養素)

クエン酸微生物(びせいぶつ)繁殖(はんしょく)(おさ)える
     食中毒(しょくちゅうどく)の原因になる(きん)を殺す
     疲労の原因となる乳酸(にゅうさん)分解(ぶんかい)する

カルシウム:骨や歯をつくる材料になる
      神経(しんけい)興奮(こうふん)を抑える

カリウム血圧(けつあつ)を下げる

ナトリウム:体内の水分バランスを調整(ちょうせい)する

マグネシウム小腸(しょうちょう)で吸収され、骨や筋肉を維持(いじ)する

どうやら聞いてきたことは本当のようだ。

梅干し

ちなみにだが梅干しには、
梅干し」と
調味梅干し」の2種類がある。

梅干し漬けした梅を干しただけのもの
調味梅干し以外の調味料を使って味付けしたもの
      (中には干していないものもある)

なおしっかり(しおづ)けされた梅干しは、
100年以上も持つそうだ。
さすが天然の殺菌効果である。

しかし調味梅干しや減梅干しは、
が足りなかったり、他の調味料の影響(えいきょう)
そこまで長くは持たないそうなので、
賞味期限をチェックして食べよう。

そしてナトリウム=分なので、
食べ過ぎると血圧があがる恐れがある。

健康に最適(さいてき)な食べ方としては、
気に入った梅干しを1日1個。
というのが良さそうだ。

さらについでに言うと、
梅干しは思い出すだけでも
自然と唾液が分泌されるため、

口臭の原因となる口内の乾燥(かんそう)を、
ナチュラルに防ぐことができる。

口内が渇いてきたな。と感じたら
すっぱい梅干しを思い浮かべよう。

今日のいい言葉


心が痛い日だってそりゃあるわ。

マ・レイニー

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